今週末から始まる「クリスチャン・ディオール展」に先駆けて本日から
ヴィンテージ・ディオールの魅力をご紹介していきたいと思います!
上品でフェミニンだけど、どこか大人っぽさも感じる『Dior(ディオール)』
2016年にアーティスティック ディレクターがマリア・グラツィア・キウリに変わって以来、『Dior』のモノグラムアイテムが再燃。
ご存知の方も多いとは思いますが実はこのバッグのモノグラムは過去のディオールから復活したデザインなのです。
「トロッター」と呼ばれるこのモノグラムはディオールの1990年代後半から2000年代にかけてその才能をいかんなく発揮した奇才「ジョン・ガリアーノ」によって手がけられたもの。
もともとオートクチュールを中心としてエレガントなスタイルで発展してきたディオールを現在に続くモダンなスタイルへ一気に路線変更したのもジョンガリアーノだったといえるでしょう。
ロゴグラムをベースとしながらも落ち着いた風合いのカラーとヴィンテージ調のレザー、アンティーク風の金具でクラシックな雰囲気
2006年に惜しまれながらも廃盤となってしまっていますが、以降も根強い人気を誇っており、ヴィンテージでも数が減ってきている人気シリーズです。
落ち着いた風合いのカラーとヴィンテージ調のレザー、アンティーク風の金具でクラシックな雰囲気を演出したデザイン
数字の意味はトロットの騎手につけられている背番号からのインスピレーションだそうです。今で言う競馬をイメージすると分かりやすいかもしれません。
またジョンガリアーノのディオール・デザインでもう一つ現在も高い人気を誇るのがストリートシック(Street Chicr)
ジョン・ガリアーノによって2001年に発表されたラインでトロッターと同年に発表されたのですが、トロッター同様にすぐに人気に火がつきディオールの定番ラインとなりました。
トロッターと同じくロゴグラムを用いたデザインもあるのですがその違いはDiorのロゴがはいった型抜きメタルプレートを使っているところです。
後世に続くディオールの変革とデザインを生み出したジョンガリアーノのクリエイションを今回のディオール展では数多く取り揃えております。
是非「クリスチャンディオール展」ご来場くださいませ。