連日たくさんのお客様にご来店頂きご好評いただいている「ヴィンテージ・クオーツ展」
本日のアウラマガジンは今回のヴィンテージクオーツ展の中から時代に名を刻んだ名作の時計をご紹介いたします。
1.CHANEL/Premiere
シャネル(CHANEL)のプルミエール(Premiere)は、フェミニンなチェーンブレスレットと、名前の由来でもある八角形のケース、その中の数字のないシンプルな文字盤が特徴の腕時計。
大人の女性なら誰もがあこがれるその美しい時計は、長年シャネルの定番リストウォッチとして愛されてきました
シャネルの本店があるパリのヴァンドーム広場の形をもとにした八角形のケースに白や黒のシンプルな文字盤。
そこにブランドロゴと針のみという、数字のないデザインはほかの時計にはない個性がしっかり感じられます。
パーティーなどのフォーマルな場所はもちろん、大人ぽく上品にまとめたい時には最高のアクセントになります。
2.HERMES/Clipper
1981年の誕生以来、世界中でロングセラーになった。「エルメス/クリッパー」
Clipper(クリッパー)とは19世紀の大型帆船のことで、 その船体にある小さな丸い窓『舷窓』からインスパイアされたことが名前の由来となっております。
華奢でフェミニンな女性らいしいサイズ感の中にもホワイトの文字盤が知的な印象を与えます。
デニムなどのカジュアルなスタイルには最適のデザイン。シンプルな着こなしもクリッパーをメインにすることで大人の雰囲気を演出できます。
3.HERMES/KELLY
エルメスのケリーバッグの南京錠デザインが時計に落とし込まれた名作「ケリーウォッチ」
当時、腕時計と言えば、円形や四角形などのデザインに平べったい形がポピュラーでしたが、エルメス(HERMES)のケリーは、南京錠の形がそのまま使われ、この個性的な形が女性を中心に人気を呼んでいます。
バックルや金具部分にはエルメスのロゴがあしらわれており、エルメスらしい上品さがあります。
ブラウスの裾からチラッと見えるケーリーウォッチがすごく素敵ですね。
上品で大人の魅了溢れるエルメスを体現したモデルです。
4Cartier/tank
世にある「名品」と呼ばれている腕時計の中で、特別な存在であり続ける「カルティエ/タンク」
1919年に生まれたこの時計はルイ・カルティエの一切の無駄を省いた正方形の二辺を伸ばしたデザイン、時計とベルトを繋ぐアタッチメントは姿を消し、ケースと完全に一体化する唯一無二のスタイル
カルティエのデザイン最大の特徴でもあるリューズ部分(時間を合わすつまみ)のサファイアカボションが加わることで、「タンク」は他の腕時計と一線を画すエレンガンスを醸し出しています。
私たちのお母さんの世代、おばあちゃんの世代、100年以上ずっと憧れの的だった「カルティエ・タンク」 きっと私たちの子供や孫の世代にも、その輝きは受け継がれていくのでしょう。
ちなみにタンクウォッチを愛する人達の事を『tankist/タンキスト』と呼びます。
世界各国、各時代の著名人が名を連ねるその集団の一部をご紹介したいと思います。
アンディ・ウォーホル/Andy Warhol(1928~1987)
「タンク ウォッチを使うのは、 時間を見るためじゃない。身に着けるのに最高の時計だから使っているのさ。その証拠に、 僕はゼンマイさえも巻かないんだ」
ポップアートを世界に広め、新しいアートの世界を作り出した彼のこの発言はカルティエ・タンクの魅力を語る上で外せない有名なフレーズです。
ジョン・F・ケネディ/John Fitzgerald Kennedy(1917~1963)
ジャクリーン・ケネディ・オナシス/Jacqueline Lee Bouvier Kennedy Onassis(1929~1994)
グッチのジャッキーラインにも名を残す、60年代を代表するファッショニスタであるジャッキー。彼女のファッションはファーストレディの中でもずば抜けたセンスを持っていました。夫婦共にタンキストで有った事は有名な話です
イヴ・サンローラン/Yves Saint-Laurent(1936~2008)
ディオールのニュールックを継承する、トラペーズラインを確立し、若くして成功を収めた『モードの帝王』イヴ・サンローランもカルティエ・タンクの愛好家でした。
ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)/Diana, Princess of Wales(1961~1997)
1904年にロイヤルワラントを授与されたカルティエ。
ダイアナ妃の身の回りには、豪華なジュエリーや時計がいくつもあった事でしょう。しかし、派手な時計を選ぶのではなく、シンプルなタンクウォッチをつけたその姿はとても知的に見えます。
白シャツにデニム、シンプルなタンクウォッチを付けたこの写真は、気高き人生と、本当に欲する物を探し続けた彼女のもっとも美しい姿だと思います。
いかがでしたでしょうか?
本日はアウラでも特別でスペシャルな4点をご紹介いたしました!
ヴィンテージクオーツ展は今週末まで開催しております!ぜひみなさまご来店くださいませ!